FX経済指標今週の狙い目 6月2日~6日

FXの経済指標トレードで狙い目と思える指標の、今週分は以下のとおりです。今週は何と言っても雇用統計があるので、しっかりチャンスを狙っていきたいと思います。

6月2日(月) 22時45分:アメリカ製造業PMI、23時:ISM製造業景況指数(ドル円)

どちらも注目度は中程度です。それだけに指標発表時のスプレッド拡大やスリッページ発生は起きにくく、私が推奨しているスキャルピング戦術が機能するかもしれません。上、下の予想を立てずにスキャルピングで利益を狙いたい方は、以下の記事の手法を参考にしてください。

【FXスキャルピング】指標発表時の荒れ相場に効くブレイクアウト戦術

FXには、重要な経済指標発表という「祭り」があります。それまではテクニカル主導で動いていたような相場であっても、重要な指標の発表で一気に大きく動き、そのままトレ…

6月4日(水) 22時45分:カナダ政策金利(カナダドル円)

インフレが収束しつつあるカナダでは、利下げの予想です。2.75%から2.5%に利下げの見通しですが、これがサプライズ的に据え置きだと、カナダドル買いが炸裂しそうです。今週は米ドルが結構売られてのスタートだけに、ここでさらにカナダドル買いになるとクラッシュ的な相場もあるかも。

6月4日(水) 23時:アメリカISM非製造業景況指数(ドル円)

これは重要度が高いので、大きく動きそうです。トランプ関税の影響が織り込まれてくる時期ですし、アメリカの景気後退には市場が敏感になっているだけに注目度は大です。予想は若干の上昇ですが、これが逆に下落しているとなるとドカンとドル売りが起きそうです。

6月6日(金) 21時30分:アメリカ雇用統計(ドル円)

FX界月イチイベント、雇用統計。今月はアメリカの景気後退を織り込んで低下の予想です。これが思ったより低下していないとなると、ドル買いの局面がありそうです。結構ズルズルと売られている地合いで雇用統計を迎えそうなだけに、1円以上のドル高、なんてのもあるかもしれません。金曜の夜に発表されるので、捕まってポジション持ち越しにならないように注意したいですね。