ちょっとマイナーな高金利通貨、ハンガリーフォリントのスワップ運用を始めてみた
当研究所ではFXのスワップ運用についてトルコリラに関する記事をたくさん上げていますが、ここに来てトルコリラ以外の高金利通貨にも目を向けてみようということで、この度ハンガリーフォリントの運用を始めたので報告します。
ハンガリーフォリントは日本のFX界隈でも結構マイナーなので、フォリントの概要なども含めて紹介します。
目次
まずは、ハンガリーフォリントの概要から

ハンガリーは、ヨーロッパの国です。かつては東欧諸国の1つでしたが、現在はEU加盟国であり、NATO加盟国ということでバリバリヨーロッパの国です。
地理的には内陸の海なし国で、戦時下にあるウクライナとも国境を接しています。

そのハンガリーの通貨が、フォリントです。
あれ?EU加盟国なのにユーロじゃないの?と思われるかもしれませんが、EUに加盟していても自国通貨をそのまま流通させるパターンは他にもあります。ハンガリーもそのひとつで、今も法定通貨はフォリントです。
FXでの表記は、「HUF」。ハンガリーフォリントと日本円の通貨ペアは、「HUF/JPY」です。
2026年1月時点の政策金利は、6.5%。日本がようやく0.75%になったのと比較すると高金利なので、トルコリラ円のように買いポジションを保有すると高いスワップポイントがもらえるんです。
それに目を付けたのが、このたび運用を開始したハンガリーフォリントスワップ投資です。
ハンガリーフォリントを取り扱うFX会社は少ないがある
トルコリラは多くのFX会社が取り扱っているんですが、ハンガリーフォリント円は取り扱っているFX会社が少ないんです。主要なところではトレイダース証券やLINE証券、GMOクリック証券、サクソバンク証券あたりでしょうか。あとは取引所FXとして知られる「くりっく365」にも取り扱いがあります。
数は多くありませんが、日本国内でハンガリーフォリント投資をするのはそれほど難しくないと思います。特に最近になって注目度が高くなってきたのか、取り扱う証券会社が多くなってきています。
ハンガリーフォリント投資、3つの魅力
私がハンガリーフォリント投資を始めた理由を、3つの魅力で解説します。
何といっても高金利
2026年1月時点で、ハンガリーの政策金利は6.5%もあります。相変わらず低金利の日本円を売ってハンガリーフォリントを買うと、毎日スワップポイントがもらえます。証券会社によってスワップポイントにばらつきはありますが、1万通貨あたり0.3円から1円くらいです。
「何や、安いやん」と思うかもしれませんが、ハンガリーフォリントは日本円よりも1通貨の単位が低いため、その通貨価値で考えるとかなりの高金利です。
必要証拠金がめっちゃ安い
ハンガリーフォリントの価値は、日本円のだいたい半分です。いえ、半分以下です。
2025年1月時点で、1ハンガリーフォリント=0.47円台です。
例えば、0.47円の時に1万通貨の買いポジションを建てるとしましょう。
0.47円 × 10,000通貨 ÷ 25 = 188円
なんと、1万通貨持つのに必要な証拠金はたったの188円!!
トルコリラ円でも200円以上ということを考えると、ハンガリーフォリントはそれよりもお値打ちです。
私は0.4792円の時に20万通貨を購入して運用スタートしたので、3,800円くらいです。この3,800円くらいの証拠金に対して毎日11円のスワップがもらえる状態になっているので、証拠金は3,837円。これに毎月のスワップが11円×30日で330円だとすると、月利は8.6%になります。
どうでしょう?これならやってみたいと思えてきませんか?
国としての安定感
高金利通貨の投資をすると、どうしても気になるのがその国の信用度です。
トルコリラが長年にわたって下落し続けていることを考えると、そこ大事ですよね。
ハンガリーはトルコほど政情が不安定な国ではなく、一応はヨーロッパの国ということで一定の安定感はあります。ウクライナと国境を接していることなど地政学的なリスクはありますが、NATOとEUに加盟していることで一定の安定感が担保されています。
そのことは、ハンガリーフォリント円の値動きにも表れています。

長期的に大きなレンジを組んでいるのが分かります。
トルコリラのようにずーっと右肩下がりになっているチャートと比べると、さすがヨーロッパの国。
これなら下落してもまた回復することも期待できるので、長期で持っても良さそうな気がしてきます。
毎度恒例のトラタヌシミュレーションでは7年後に4,700万円超え
この手の高利回り投資では恒例の、トラタヌ(捕らぬ狸の皮算用)シミュレーションをやってみましょう。
こういうのがないと夢がないですし、継続するモチベーションにならないですからね。
すでに私が始めている利回りを適用して、毎月20万通貨ずつ追加する積み立てを想定します。ハンガリーフォリント円が今後まだ上昇することを見越して、20万通貨のポジションに必要な証拠金を4,000円とします。
4,000円を毎月積み立てて、月利8.6%が続いたとすると・・・

今回はいつもお世話になっている野村證券の「みらい電卓」ではなく、楽天証券のシミュレーターを使いました。野村のシミュレーターは最低積立額が1万円からとなっているため、数値を入力できなかったからです。
野村が相手にしてくれないような少額投資であっても、7年後には4,700万円超え。もちろん、究極のトラタヌですけどね。
この運用期間7年というのは、私がフルFIREを達成したい年齢からの逆算です。もちろんこれだけの資産を構築できれば、ハンガリーフォリントだけでFIREできます。この高金利が7年続けば、の話ですが。知らんけど。
