トレンドラインを使ったFXスキャルピングテクニック
当研究所ではFXのスキャルピングに関する手法やレポートを公開していますが、今回はトレンドラインを使ったスキャルピングの手法と実際のトレード事例を紹介したいと思います。トレンドラインを使った手法は初心者もやりやすいので、覚えておくとトレードチャンスの幅が広がると思います。
それでは、まずは手法の解説からいきましょう。
<このページにはプロモーションを含みます>
なお、私はFXのスキャルピングにおいてはDMM FXの「FX PLUS」という取引ツールを使っています。スプレッドが狭くてスキャルピング向きであることと、取引画面が使いやすいこともあって、かなり成績に貢献してくれていると思います。というわけで、同じ環境でトレンドラインのスキャルピングをやってみたいという方は、DMM FXの口座を開設してみてください。以下のバナーから今すぐ開設できます。

トレンドラインが効いている相場の探し方
トレンドラインを使ったスキャルピングをするには、「トレンドラインが効いている相場」を探すことから始めます。こちらは2025年4月29日のドル円1分チャートです。時間帯は12時台ですが、日本は祝日なので東京時間と言っていいのかは微妙な感じです。祝日ということもあってファンダメンタル的な材料も特になく、テクニカルが効きやすい相場ともいえます。
そこで私は、以下のようにトレンドラインを引きました。

黄色の丸印を入れたところで、きれいに反応していますね。しかもその先にある直近の部分でも細かく反応しているのが分かります。この環境認識をした上で、「トレンドラインを割り込んだらちょっと走る」という仮説を立てました。この「ちょっと走る」というのが重要で、本格的なトレンド転換ではなくトレンドラインからはみ出したところで5pipsくらい走ったところで利確という作戦です。
しばらくウォッチしていると・・・

はい、来ました。思惑どおり、トレンドラインからこぼれてきました。ここでもうひとつ重要なのが「ヒゲでなく実体で下抜ける」こと。ここで1分足のローソク足陰線がトレンドラインの下で確定したので、ここでエントリー。もう少しだけ下に走ってくれたので、2pips弱を取れました。+5,100円。

もう1回トレンドラインに近づいてきたので再度売りからエントリーしてみましたが、ここからは下げ渋り。逆に上に行く勢いを感じたので、プラマイゼロで決済。欲張ってはいけませんね、なんとか1回目の利益確定でトレード終了としました。
トレンドラインが効いているうちはまだまだチャンスあり
私はここでトレードを終了しましたが、引き続き見ているとトレンドラインが効いている感じでした。1分足を見ていると、トレンドラインが今度はレジスタンスとなって下に跳ね返されていますね。
すると、また上向きにトライする場面がありました。

しかし、その後は勢い虚しく反落しました。

先ほど「実体部分が抜けることが大事」と言いました。このチャートでは一時的にトレンドラインを抜けているもののすぐに反落して、ヒゲだけを残しています。この状態だとトレンドラインを上に抜けていくのは難しいので、引き続き戻り売りが有効だと思います。祝日なのでもういいかなと思って、その先はやりませんでしたが。
DMM FXの「FX PLUS」はトレンドラインを一度引くと、その先にも点線を自動的に引いてくれます。トレンドラインを使ったトレードだとこの点線が便利なので、これもDMM FXを使うメリットかなと思います。

今回はトレンドラインを使ったFXのスキャルピング手法を解説しました。重要なのは「それまで効いていたトレンドラインからこぼれた場合に少し走る」動きを狙うことです。そのままトレンドが崩れて逆に走れば大きな利益になりますし、ちょっと夢のあるトレードでもあると思います。トレンドラインが効いていると感じる相場を見つけたら、ぜひチャレンジしてみてください。