トルコリラのスワップ投資で一部ポジションを組み替え
ここ最近の強烈な円高を受けて、完全に巻き込まれる形でトルコリラ円もジリジリ下げています。4.3円や4.4円台だった頃がつい最近のことだと考えると隔世の感がありますが、もうこれが本格的に4円台に戻っていく可能性は低いでしょう。エルドアン、トランプの両氏が大統領でなくなれば話は別ですが。
そんなことばかりも言ってられないので、これまで積み上げてきたトルコリラ円のポジションを一部組み替えました。その報告をしたいと思います。
上のほうから順にポジションを約5万円分損切り
まずやったことは、上のほうにある含み損の大きいポジションの損切りです。スワップが5万円少々貯まっていたので、5万円分まで損切りをしました。その履歴が、以下のとおりです。

それぞれのポジションにスワップが貯まっていたので取引損益は大したことないですが、スポット損益で5万円くらいになるように調整しました。合計80ロット分を手仕舞いした形です。イスタンブール市長拘束の報道で大きく下げた時からは新規の買いを止めていたので、5万円分くらい貯まっていたスワップだけで損切りができました。全体は490ロットあるので、そのうちの80ロットでしかないですけどね。
次に、3.7円台に買い注文を設置
ポジションを減らしたままだとスワップ収入が減ってしまうので、再び80ロット分の注文を出しておきました。以下のとおりです。

すべてIFD注文で、今後下げたら順次ヒットするように仕掛けました。すべて4.8円に決済注文を入れていますが、これは他のポジションもすべて同じなので、願望みたいなもんですw
本当に何かの理由でとんでもない急騰があったら結構な利益で終了となりそうですが、まぁないでしょう。ただ、相手は新興国。何があるか分からないのは上方向にも言えることなので、ひとまず決済指値はこれまで通り置いておきます。
これで再び3.7円付近まで下げることがあれば80ロット分の買い直しが成立、再び490ロットでスワップの旅を継続します。ただしポジション入れ替え後のスワップの旅は平均取得単価がかなり下がるので、資金の安全性は高まると思います。
トルコリラのスワップ投資をしている人は、何らかの対策が必要な時期かも
私はトルコリラ投資において新たに資金を入れたり、逆に資金を引き上げる気はないので、口座内で損切りと買い直しをすることでリスクを低くする作戦に出ました。
これが吉と出るか蛇と出るかは分かりませんが、一旦始めた以上は口座内の資金だけでうまくリスク管理をしていきたいと思います。同じようにトルコリラ投資をしている方の参考になれば幸いです。