【速報】問題の週明けは、やっぱり窓開けスタート
先週のトランプショックの流れで、心配で心配で仕方なかった今日の週明け。やはり、主要な通貨ペアはことごとく窓開けスタートです。もちろん円高方向、リスクオフ方向です。ただ、窓を開けたあとはヨコヨコになっているので、ここからある程度の反発はあるかもしれません。よく言われている窓埋めの動きも含めて。
窓とは・・・
基本的に24時間ずっと動いているFXではチャートが常に連続しますが、週明けなど一旦市場が止まった後で再開するタイミングで前回の終値から離れたところで始まることです。英語ではギャップといいます。上方向に窓が開いたらギャップアップ、下方向ならギャップダウン。
今朝の動きはほぼ主要な通貨ペアで結構大きなギャップダウンが起きています。
ドル円は150pipsの窓開け(強烈)
一番大きな影響がありそうだと思っていたドル円は、146.90あたりから145.45あたりまでのギャップダウンなので、かなり強烈。この間に損切りを入れていたとしても朝の始値で損切りになるので、朝起きたら予想外の損失・・・という人もいるかも。

自動売買で大損中の豪ドルカナダドルも強烈・・・
次に、私が自動売買で大損中の豪ドルカナダドル(AUD/CAD)も見てみます。こちらもギャップダウンで、60pipsくらい。しばらくヨコヨコだったので、予定通り50万円少々損切りしました。これで保有ポジションはかなり少なくなったので、トランプショック・ステージ2が来てもある程度は耐えられるでしょう。

そもそもこの通貨ペアにとっては未知の世界に近いほどの大暴落だったので、さすがに気が済んで上昇していく時期が来るかもしれませんし。
今日は円とスイスフラン最強の様相?
色々な通貨ペアを見ていると、円最強の様相です。ドル円、ポンド円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円などなど、このあたりの通貨ペアで大きなギャップダウンが起きています。円絡みではない通貨ペアについてはドルカナダのように窓が開いていない平和な通貨ペアもチラホラあります。
注目は、スイスフラン。円と同様にリスク回避になると買われる通貨なので、円と同じようにスイスフランは高くなっています。スイスフラン円も朝一番は窓を開けましたけど、6時半の時点で半分ほど戻しています。
ただ、どちらも安全資産と言われているものの金利は安いですし、特に投資する理由はありません。他の通貨を売ったお金が流れているだけなので、トランプショックの流れが変わるとまた全然違う動きになると思います。
今週はトランプ関税緩和の動きで右往左往?
トランプ関税をドカーンとぶち上げて世界を混乱に巻き込んだわけですが、先週末あたりからチラホラと交渉を持ちかける国が現れています。すでにアルゼンチンやベトナムが関税引き下げの交渉を始めているようで、今週は「この国は引き下げ」というのが出てくるかもしれません。
そうなるとリスクオフの流れが変わりそうなので、一気に株の反発+為替の反転があるかもしれません。