まだまだ続くトランプの荒れ相場、こんな時におすすめのトラリピ設定を公開

この記事を書いている2025年3月12日は、トランプ大統領が「カナダ産の鉄鋼とアルミニウム製品に50%の関税をかける」と発言したことで、カナダドルが暴落しました。これまで25%関税には何度も言及してきましたが、今度はその倍の50%です。製品を限定しているとはいえ、資源国カナダの重要な産品を狙い撃ちにする高関税は経済のダメージが大きいのではないかとの思惑が広がり、カナダドルが暴落したわけです。しかしその後、すぐに反発。さすがに行き過ぎだと考えた投資家がカナダドルを買い戻した結果、乱高下となりました。
(追記)しかも翌日にはトランプが「50%はやめて25%」と発言したため、またまたカナダドルは乱高下
こんな乱高下相場には、マネースクエア社のトラリピが威力を発揮します。その理由と、私が設定しているおすすめ設定を公開したいと思います。

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乱高下相場でトラリピが威力を発揮する理由

トラリピは、乱高下する相場が大好物です。トランプ大統領が就任してからは何度も乱高下相場が発生しており、そのたびにしっかり利益が出ています。その仕組みと、まだまだ続くトランプ相場に備える必要について語りたいと思います。

「動く」ことが利益になるトラリピ

チャート上に一定の間隔で注文をズラッと並べておき、相場が動くことでその注文が成立し、さらに動けば利益確定。そして利益確定をしてポジションがなくなったら再び同じところに注文を置く。これをひたすら繰り返すのが、トラリピです。
これを手動でやると膨大な作業になりますが、最初にトラリピを設定してしまえば全自動でやってくれるのがトラリピの大きな魅力です。しかも、これだけのツールを完全無料で利用できます

口座を開設してトラリピを仕掛けておけば、トランプが暴れて相場が荒れるたびに利益が積み上がります。でも逆に、口座もなくトラリピを仕掛けていなければその利益はありません

「毎日が財産になる」というキャッチコピーは、言い得て妙だと思います。長く運用すればするほど利益が大きくなるんですから。FIREを達成するためにはまとまった財産だけでなく、そこから生まれる定期的な収入が必要です。トラリピはそんな目的に使える魅力的なツールです。

すでにトランプ相場で順調に利益が発生

トランプ大統領が就任したのは、2025年の1月です。こちらは、2025年1月から3月(途中)までの成立カレンダーです。トラリピには毎日の利益をカレンダー形式で見られる機能があるので便利です。

まずは、1月。

次に、2月。

トラリピの運用成績2025年2月

そして、まだ月の半分ですが3月12日まで。

それぞれの月に、王冠マークが付いていますね。これはその月で一番利益が上がった日です。王冠マークが付いている日以外でも、それに近い利益が上がっている日がありますが、これらはだいたい「トランプが暴れた日」です。関税だとかウクライナ停戦だとか、何らかの行動で事態を大きく変えるような発言をした日に相場が荒れて、トラリピが本領を発揮しています。
トランプ大統領の人格に対する賛否はともかく(笑)、トランプが暴れた日はトラリピで利益が大きくなる日と考えてオッケーです。

まだまだトランプの任期は続く

この記事は、2025年3月に執筆しています。つまり、まだトランプ就任から2か月しか経っていません。任期満了まで務めるならば、あと3年10か月はトランプ相場が続くかもしれません。あんな性格の人物なので中間選挙で共和党が負けたり思い通りにならないと突然放り出してしまう可能性は残りますが、そんな場合でも相場は大いに荒れます。おそらく今とは比較にならないほど荒れるでしょう。
そんなチャンスをしっかり利益につなげられる手段があるのに、それをしないのは機会損失ではないかと思うのです。

トラリピの始め方

「前から気になってたので始めたい」「トランプ相場は稼げると聞いたので始めたい」という方々に向けて、トラリピの始め方を解説します。もちろんFXの投資経験がないという方も、この解説で今すぐ始められます。

口座を開設する

まずは、口座開設です。トラリピはマネースクエアというFX会社が提供しているサービスなので、同社のトラリピ口座を開設する必要があります。以下のバナーから今すぐ申し込みができます。

必要事項を入力して本人確認が完了したら、口座開設されます。最短だと今日のうちに取引を始められると思います。

必要な資金を入金する

資金の入金にはクイック入金といって、銀行口座から即座に口座に反映できる機能があるので、それを使うことをおすすめします。大手メガバンクや主要なネット銀行などはだいたい使えるので、クイック入金で困ることはほとんどないでしょう。

トラリピの運用に必要な資金は、運用のしかたによって大きく異なります。いくつの通貨ペアを運用するのか、どれくらいのレンジ幅にトラリピを仕掛けるのか、そして間隔はどうするのか、1つの注文あたりの数量はどうするのか。これらによって大きく異なりますが、私が次の章で公開している3つの通貨ペアに対する設定であれば、150万円から200万円くらいでいいと思います。それよりも少ない資金でトラリピを仕掛ける場合は、以下のポイントを参考に調整してください。

  • 注文数量を少なくする(0.2を0.1にするなど)
  • レンジ内のトラップ本数を少なくする(80本を40本など)

トラリピを設定する

必要な資金を入金したら、トラリピの設定をします。トラリピの設定では以下の項目を設定します。

設定項目設定内容
通貨ペア運用した通貨ペアを選ぶ
売りor買い売りトラリピ(下方向)か、買いトラリピ(上方向)かを選ぶ
レンジチャート上のどのレート間に注文を並べるかを決める
注文数量1つの注文あたりのロット数
トラップ本数指定したレンジ内にどれだけの注文を並べるかを決める

レンジの設定については、チャート上での操作でも設定可能です。こちらはパソコン版の管理画面ですが、左で上記の項目を設定しつつ、右にレンジ幅が表示されています。

このチャート上の操作でレンジ幅を動かすこともできます。とても簡単なので、すぐにできます。

おすすめ設定を選ぶだけでもOK

複数のトラリピを仕掛ける場合は、先ほどの操作を繰り返します。マネースクエア社から提供されているおすすめ設定をそのまま使用するのであれば、運用したい設定を選んで、あとは確認のクリックをしていくだけです。

常に運用成績上位のおすすめ戦略が表示されているので、単純に最も成績の良いものを選んでもいいでしょうし、好きな通貨ペアがあるのであれば、それを選んでもいいと思います。
この時点で一番成績の良い「AUD/NZDダイヤモンド戦略」の運用利回りは、159.30%です。普通の資産運用でこれだけのパフォーマンスが出ることはほぼないと思うので、放ったらかしでこれだけの利回りが得られるのは、すごいことです。逆になぜこれをやらないのか不思議なレベルです。

ただし、この運用成績は外為相場の動向によって変わるので、必ずしもずっとこの成績が続くとは限らないことだけは補足しておきたいと思います。ただ、私が長らくトラリピを見ている限り、この3つのおすすめ戦略は常に成績上位にあるように思います。

最近利益が多く出ている私のトラリピ設定

それでは、私が実際に運用しているトラリピの設定を紹介します。この通りに設定すれば、少なくとも私と同じ運用結果になります。ただし始めたばかりはポジションを作る段階なので、利益が出るまでには少し時間がかかると思います。

米ドルカナダドル(USD/CAD)

トランプ相場で最も乱高下しているのが、米ドルカナダドル(ドルカナダ=USD/CAD)です。トランプが「カナダに関税だ!」と発言すると急騰し、「やっぱりやめ」「50%ではなく25%」などと発言すると急落しています。
私は今のレート付近に売りトラリピを仕掛けています。設定内容は、以下のとおりです。

実はこのレンジ、結構高値圏です。本来は買いで仕掛けたいんですが、いつかトランプ相場が落ち着く時が来るので、その時に1.4000を下回って買いポジションを残してしまわないようにするために売りトラリピにしています。

NZドル円(NZD/JPY)

次に、NZドル円(NZD/JPY)。これはずーっと設定しっぱなしにしていたんですが、歴史的な円安で全くレンジ内に入らず、設定していることすら忘れていました。しかし最近の円高傾向で久しぶりにレンジ内に突入、NZドルは比較的乱高下しやすいので活発に動いてくれています。

引き続きNZドル円は84円台や85円台になることもあるのでちょいちょいレンジ抜けしますが、その場合はノーポジションになり、ノーリスクです。再び円高になってNZドル円が84円割れになるのを期待して待ちましょう。

オージーキウイ(AUD/NZD)

トラリピが最も運用を推奨している通貨ペアが、オージーキウイ(AUD/NZD)。どちらもオセアニア通貨で隣国同士、そのため同じように動くことが多いんです。そうなると両通貨同士の通貨ペアであるオージーキウイはレンジ内で動きやすく、ショック相場にも強いと言われています。
マネースクエア社が勧めているわけですし、確かに長らくレンジ内で推移しているので、私は買いと売りの両方でトラリピを仕掛けています。まずは、買いトラリピ。

次に、売りトラリピ。

この2つのトラリピを見て、何か気づきませんか?
そうです、2つのトラリピが一部重なっているんです。1.1000から1.11000までの間は買いと売り両方のトラリピが重なっています。これは、2025年3月時点で長らく1.1000台で推移しているので、上がっても下がっても利益確定を狙いたいからです。

まとめ

今回は、トランプ大統領が暴れ続ける限りトラリピ的にオイシイ展開が続くことを解説し、そんなトランプ相場に効く私のトラリピ設定を公開しました。それでどれだけの利益が出ているかは1月~3月の運用成績を見ても明らかです。もちろんこの3つの通貨ペアだけで上がった利益ではありませんが、上位3つの通貨ペアなので、限りなくこれに近い運用ができます。
トランプ大統領の任期は、日々少なくなっています。このチャンスをしっかりいかすためにも、まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか?

こちらで口座開設をすると、最短で今日からトラリピの世界を体感できますよ。